2015年10月25日日曜日

初めてのHP

当方が、ネットを始めて真っ先にアングラの世界に傾倒していったという話を前回しました。

当時のネットの世界は、まさに無法地帯で何でもありでした。
中でもお気に入りのサイトは、先日亡くなられたvlad氏のHP。
アングラ=ハッカーというイメージがあった当方は、しょっちゅう閲覧をしてました。
なにせ、ハッカーといえば、パソコンひとつで何でも情報を手に入れられちゃうというイメージがあったから、当時の当方は、そりゃあ尊敬の眼差しで見ておりました。
その他には色々と見てたんですけど、Macユーザー向けのハッカーサイトなら、「愚者の館」あたりが有名だったのかな?
今のように検索エンジンが発達してなかった時代は、本当にアングラのサイトを探すのが大変でした。
その中でも、群を抜いて有名だったのが「カルトブックマーク」「世界最強危険リンク集」というアングラ専門のリンクサイトでした。
当方の記憶が確かなら、「カルトブックマーク」は1997年に開設されたサイト。
当時としては、個人のサイトとしては膨大なリンクサイトでよくお世話になっておりました。

そんなアングラサイトを巡回しているうちに、自分でもHPを作ってみたいと思い、当時「ヨドバシカメラ」へ趣き、HPビルダーというHPを作成するアプリを購入したのを覚えています。

友達と二人で、どんなHPにしようかと考えていたら「あ、エミュレータのROMイメージあるんだったら、それを配布したらいいんじゃね?」という事になり、それをコンセプトに当時契約していたプロバイダのFTPサーバーにROMイメージをアップロードし、配布するサイトを作ったのが最初でした。
(数年後に、違法ファイルと認定されそこではサイトは閉鎖)

そして当時のプロバイダのサーバーの容量が25MBしかなく(それでも、当時のプロバイダのサーバーの容量としては多かった)、容量がすぐにいっぱいになってしまった為、GMOインターネットというプロバイダで、3000円を支払うと100MBの容量がもらえるというプロバイダを見つけた為、そこと契約をしました。昔、PC雑誌で頻繁に広告を出してた前「インターQ」というプロバイダと言えば、「あ、あそこね」と思う方もいるでしょう。

さて、新たにサーバーを設けた当方。
何をし始めたかは、また次回に続きます。


2015年10月22日木曜日

初めてのUGサイトの遭遇

当方が、初めてアングラの世界に触れたきっかけは、友達の家に遊びに行った際、友達がエミュレータを使ってファミコンのゲームを遊んでいたのがきっかけでした。

俺「すげーーーーーーーーーー!!!なにこれ!!!」

友達「ネットから落としてきたんだよ、何でもDLし放題だぜ?」

と話していた。

当時は96Kのアナログモデムでネットに接続するという、実にチープなネット環境だった事を覚えている。
自分でもやってみたい!と思い、当時発売されてた三才ブックスの「ゲームラボ」を購入し、その方法を色々と勉強したのはよく覚えている。

なにせ、友達に聞いても教えてはくれず、ゲームラボだけが頼りだった。
が、しかし、当時のゲームラボを読むと、基本的にあまり記事は少なく、どちらかというと、ゲームのチートツールをメインに扱っていた雑誌だったと記憶している。

「アングラって敷き居が高いなぁ…」なんて思いつつ、当時Googleが無かった頃ひたすらYahoo!の検索エンジンから「無いかなぁー」と探していたのは記憶に新しい。

それで、色々と巡回しているうちにようやくエミュレータの本体を見つけた!!!
「おし!!!これでゲームができる!!」
なんて意気揚々としていたが、当然ではあるがゲームのROMイメージが無いと動かなかった…。
無論、ROM自体もないし、吸出し機もない。
愕然と途方に暮れていた頃、海外のサイトでROMイメージがDLできることを発見!
けど、当時の海外のサイトって英語ばかりで、進めど進めど変な広告でてきたり、リンク切れが多かったりして、肝心のROMイメージにたどりつくのには凄い時間を要してた気がする。

そんな苦労も、今となってはいい思い出ですね。
そして、これを機に当方のUG界での活動が始まったきっかけとなりました。


2015年10月21日水曜日

大昔の話と私について

どーも kn0wledge です。


最近ではこの挨拶文も使うことが殆どなくなりました… 時代ですね。

西園さんが懐かし UG のことをブログにするというので 寄稿頼まれたのか、そうでないのかわからないけど押し売りです。

最初は西園さんも言ってるように草の根BBSからはじまったと覚えてます。 そのあとインターネットが普及してきてインターネットにある掲示板に それこそ張り付いて、当時は ROM (Read Only Member) をしてました。

場所は「別館Annex」という掲示板でここはもともと解析関係の人が 集まる場所ではなかったのですが自然と集まるようになって 先輩方が華麗に解いていくのを見て、やってみようと思い w32dasm を 最初につかって解析しました。その後は SoftICE を使うようになりました。

そして、あるていど出来るようになってから自分のサイトを立ち上げました。この サイトは依頼受付ではなく解析する人がまったり出来る場になればと思い立ち上げ たのです。それは狙い通りになり、ゆるーい掲示板になりました。

そして、私のサイトの特徴として「独り言」があるかと思うんですが、あれは思っ たことをそのまま書いているので、今読み直しても意味が分からないことが多いですねぇ。
意味など思い出したら紹介していければと思ってます。

所で今は何をしているかって?今は OSS で十分に使えるソフトが沢山出てきたのでも う解析とかは行ってないです。ソースが公開されているので不具合があれば、それを 修正して使ってます。

一部で私自身について知りたいと言う意見があったのですが、それはまた徐々に公開 していこうかと思います。

2015年10月12日月曜日

そもそも、あんぐらって何よ?って思ってる方へ

そもそも、あんぐらって何よ?って思ってる方。

あんぐらとは、アンダーグラウンドの略称で、英語ではUnderGroundと表記される。

アンダーグラウンドの定義とはいっぱいありますけど、当方の言うアンダーグラウンドというのは、ネットの裏情報的なものの事です。
古くは、草の根BBS時代とかから始まり、そこからインターネットへと変わっていき、っていう感じ。

今は、インターネットも家庭に普通に普及したので、そのアンダーグラウンドというシーン自体が衰退しているという事実は、否めないわけですけど。
それに加えて、日本の法的な部分も強化されたことにより、昔は無法地帯だったネットの世界も法的に規制されることで、みんな更に地下へと潜り込み、その活動は闇になっていったわけです。

当方の場合、アンダーグラウンドと初めて触れ合ったのは、KuRaRe氏が執筆していた地下文書がきっかけでした。
かなりカルチャーショックを受けて、それを延々と読みふけってました。当時は。

後に、誰が書いたか不明なエヴァンゲリオンの地下文書が出回り、それは衝撃的だったなぁ。

それからかなぁ…。
どんどん、アンダーグラウンドの文化に浸っていったのは。
時系列的には1998年ぐらいだったかなぁ?もうちょっと前かな?
記憶が曖昧。
現在、当時の参考文献が手元に無いので、もう手探りでこのブログを書いてる訳です。

なお、記憶が曖昧な故に、あまりディープな話題は書いていけませんが、ネットに参考資料があるモノに関しては、当方からの視点で当方の意見も交えて書かせていただきます。

挨拶

あーどうも。
管理人の西園 弖虎です。

現在は、FacebookやTwitter、そのほかのSNSで実名で投稿してます。

このブログを作るに至った経緯については、本当に思いつきで、「あ…なんか昔を懐かしむサイト作りたい」と思ったのがキッカケです。

昔のアングラの世界を知ってる人なら、「あーこんな事あったね」とか「あーあんな事あったね」とかいろいろと良くも悪くも思い出があると思うんです。

そんな当方にとっての、ネットの原点から探るべくこのブログを作成しました。

ここのブログには、今後、様々な方々から寄稿して頂く予定です。

また、専属で書いていただける方も募集します。

短文ではありますが、今後共、よろしくお願いします。